エルマーが大切にしていること
◇小学生時代って
心に残る「ストーリー」が編纂される時期→わくわく・どきどき・
おとなの価値観が反映される時期→多様な大人と出会う。好きな文化や得意技術を取り入れる
幼児期から青年期への橋渡しの時期→大人との関係が「向き合う関係」から「並びあう関係」へ
◇自分の足で歩いて学校に行き、自分の足で歩いて学童クラブへやってくる
保育所幼稚園時代とは大きく変化するところです。自分で決めて自分で行動しないと学童保育の生活もはじまりません。(指導員が学校にお迎えに行くのは1年生の4月いっぱいです)だからこそエルマー学童くらぶは子どもにとって楽しく、子ども自身が自分の放課後の居場所として受け入れられるような場所にならなくてはなりません。
指導員は、子ども一人ひとりが「さあ、今日はエルマーで〇〇しよう!」と考えて帰ってこられるように支援していきます。放課後は子どもにとって開放された自由な時間です。カリキュラムはありません。宿題も一斉にやる時間は設けていません。自分の生活に合わせて自分でやる時間を決めるのです。放課後の自由な時間だからこそできることを大切に、そして仲間と一緒に今までやったことないことをやって世界を広げていくのです。
◇自由な中で
エルマーの子どもたちはよく「エルマーは自由だ!」と自慢します。でも少しすると、「エルマーは自由っていうけど、そうでもない。もっと自由ならいいのに」と言い出します。それはエルマーが集団生活だからです。自分が自由にふるまうことで相手の自由を奪ってはいけないから、どこかで折り合いをつけなければなりません。自由な中で、人はみんなちがうことを知り、でもかかわりながら時にはぶつかって、新しいものをうみだしたり、折り合いをつけたり。そして自分もかわっていく。本当の意味の学習をしています。
◇エルマー学童くらぶだからこそ
学校の先生でもない、親でもない多様な大人。指導員や自分の親以外の保護者とかかわれることは、子どもにとっても保護者にとっても貴重な経験です。また保護者と指導員で一緒に行う、わいわいフェスタやキャンプなどの行事はわくわく・どきどきのストーリーをプレゼントすることができると確信しています。親が仕事で子どものそばにいない時間があっても、エルマー学童くらぶだからこそ、豊かな小学生時代になると思うのです。